よくわかるやさしい冬虫夏草ガイド
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民間療法や漢方、補完・代替医療に
冬虫夏草が使われる理由がよくわかる

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摂取の仕方

効果的に冬虫夏草の成分を摂取できる飲み方を紹介します。

冬虫夏草の飲み方

冬虫夏草は天然で、とても高価なためなかなか手に入りにくいものです。そのため、ニセものを「冬虫夏草」として販売するような悪徳業者もあるようですので、製品を選ぶときには注意が必要です。

天然の冬虫夏草が手に入った場合ですが、冬虫夏草の成分を効果的に摂取するには、煎じて飲むのがベストです。

冬虫夏草の煎じ方

冬虫夏草の1日に摂取する量は、3.5g~5g程度が適量だとされています。

それを煎じてエキスにして飲むのが、冬虫夏草の成分をもっとも引き出す摂取方法です。

冬虫夏草はそのままの大きさより、短く切るか粉砕器などですりつぶしてから鍋に入れます。鍋は土瓶、雪平鍋、ホウロウ鍋、ガラス鍋などを使用します。

鉄鍋、銅鍋、アルミ製の鍋は金属成分が溶け出し、冬虫夏草に含まれる成分に影響を及ぼすことがあるので避けてください。

冬虫夏草を鍋にいれたら、3.5g~5gに対して500mlの水をいれます。

それを強火で熱し、沸騰してきたらトロ火にし、水の量が半分くらいになるまで煎じます。煎じ終わったら、すぐに「こし器」などをつかって濾します。

出来上がったものは、何回かにわけて1日で飲みます。飲むタイミングは特に決まりはないそうです。

毎日、その日に飲む分を煎じるのが理想ですが、数日分を一度に煎じておくことも可能です。

その場合は、コップなどガラス製の器に入れてきっちり蓋をしてから冷蔵保存してください。

飲むときには冷たいままではなく、あたためてから飲みましょう。その方が身体への吸収がよいそうです。

冬虫夏草は少なくとも1週間はつづけて飲みましょう。

その他の摂取法

冬虫夏草は、薬膳スープにして飲んだり、焼酎などに漬けこんで冬虫夏草酒をつくって飲む人もいるそうです。

ただし、冬虫夏草は、天然の良いものが手に入ったとしても、そのままの状態で食べることはおすすめできません。

しっかり煎じてエキスにしてから摂取することで、冬虫夏草の成分を無駄なく吸収することができるのです。

冬虫夏草を手軽に摂る方法

冬虫夏草は、サプリメント(健康食品)で手軽に摂取することも可能です。粒状やカプセル状になっているので、煎じたりする手間をかけることもなく、いつでもどこでも手軽に飲むことができ、継続して摂取するにはおすすめの方法です。

サプリメントといっても、ピンからキリまであります。なかには、冬虫夏草はわずかしか配合されていないものも。

安すぎるもの、製造元が不明なものはおすすめできません。製品情報の確かな製品を選ぶようにしましょう。

冬虫夏草配合製品の成分量の違いを見てみる>>

冬虫夏草の成分・コルジセピンについて

一部の冬虫夏草には「コルジセピン」という成分が含まれており、この成分は生活習慣病などのアプローチになるのではと臨床研究が進められています。(※1)

もしコルジセピンについて、わからないままでしたら、摂取する前に冬虫夏草に求めている効能があるのか、コルジセピンとはどういった成分なのか事前に調べておくことをおすすめします。

(※1)参照元:臨床研究情報ポータルサイト:https://rctportal.niph.go.jp/result

冬虫夏草を摂取するなら?

冬虫夏草に興味が湧いてきた方のなかには、実際に摂取してみたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
冬虫夏草の摂取は、漢方のように煎じて摂取する・サプリメントとして摂取するなど、さまざまな方法で試しやすくなってきました。

ただ、国内に流通している冬虫夏草にはさまざまな種類があり、海外で製造されているものもあります。海外製造品の中には、まれに偽物や粗悪品が横行していることも…。
冬虫夏草を選ぶときは、厳しい管理体制で栽培された冬虫夏草を使っているか、もしものときに製造元に問い合わせしやすい国内製造のものから調べることをおすすめします。

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