ここでは冬虫夏草の生活習慣病(高血圧や糖尿病など)への効果の説明と、サプリメントなどで生活習慣病が改善した人の口コミを紹介しています。
冬虫夏草にはさまざまな効果や効能があります。民間療法としての冬虫夏草は耳鳴りやアトピー性皮膚炎、生活習慣病や疲労回復・精力増進などに用いられてきました。ここでは冬虫夏草の生活習慣病改善の効果について、考えてみましょう。
中国の医学書「中薬現代研究と臨床応用」では高血圧症の患者に対して冬虫夏草を1ヵ月から2ヵ月の間に273回経口投与した結果、76.20%で改善が見られたとしています。
また、心臓病では4週間33回の投与で90.50%、不整脈では2週間277回で74.40%、糖尿病が1ヵ月から2ヵ月に29回の投与で86.90%に改善が確認されています。
生活習慣病には体内で発生する活性酸素が大きく影響していると考えられています。体内にはもともと活性酸素を還元する酵素SODが存在していますが、加齢や生活習慣の乱れによってSODが減少すると活性酸素によってDNAが傷つけられてしまいます。
このDNAの損傷によって脳卒中や心筋梗塞、糖尿病、肝炎、腎炎、動脈硬化などさまざまな生活習慣病の発症リスクが高まるとされています。一般的に40歳くらいからは体内で作られるSODの量が、大きく減少していくことが解っています。
冬虫夏草にはSOD(活性酸素除去酵素)が豊富に含まれているため、生活習慣病の大きな原因のひとつである活性酸素を抑制する効果が期待されています。
また特にサナギタケ冬虫夏草に多く含まれるβグルカンは免疫機能を活性化することで、生活習慣病のさまざまな病気の発症を予防します。ビタミンDの前駆体であるエルゴステロールにもレモンの10倍もの抗酸化作用があるため、動脈硬化や老化予防に役立つことが解っています。生活習慣病の改善・予防に冬虫夏草は非常に有効であると言えるでしょう。
※個人の感想です。全ての方に同じ結果が出るとは限りません。
インターネット上にたくさん見られる、冬虫夏草摂取によって生活習慣病を改善した方の口コミを紹介します。
天然の冬虫夏草が偶然にも手に入ったのであれば、漢方本来の飲み方であるお湯で数十分煮出して摂取する方法が一番効果的です。
ただし、多忙による食生活の乱れや運動不足などが原因で生活習慣病と診断された方の場合、手間のかかる摂取法は効果的ではあっても効率的とは言えません。忙しい働き盛りの方が効率よく冬虫夏草を摂取するなら、いつでもどこでも気軽に飲めるサプリメントが良いでしょう。
また、冬虫夏草のサプリメントを選ぶ際に気をつけたいのが安全性です。国内に流通する輸入ものの冬虫夏草のなかには偽物や粗悪品が混ざっているケースもあるため、厳密な管理下で製造され、製造元に問い合わせしやすい国内製造の冬虫夏草をおすすめします。