ここでは冬虫夏草のアトピー性皮膚炎・ぜんそくへの効果・効能の説明と、冬虫夏草の摂取でアトピー性皮膚炎・ぜんそくが改善した人の口コミを紹介しています。
冬虫夏草にはさまざまな効果や効能があります。民間療法としての冬虫夏草は耳鳴りやアトピー性皮膚炎、生活習慣病や疲労回復・勢力増進などに用いられてきました。ここでは冬虫夏草のアトピーやぜんそく改善の効果について、考えてみましょう。
中国の医学書「中薬現代研究と臨床応用」で発表された臨床実験の結果では、アトピー性皮膚炎の患者に対して2ヶ月間にわたって合計38回の冬虫夏草投与を行ったところ、89.60%の患者でアトピー性皮膚炎の改善が見られたとされています。
また気管支炎(ぜんそく)の患者でも3ヶ月間41回の冬虫夏草経口摂取の結果、94.20%で改善が見られています。原色薬草図鑑(北隆館)には「冬虫夏草の水浸液には動物の気管支の拡張や平滑筋抑制などの作用がある」と記されています。
アトピーの語源はギリシャ語で「異常」を表す言葉だそうです。免疫反応にもとづくアレルギー性疾患の総称で、先天性過敏症とも呼ばれます。原因は特定されていませんが先天的な体質に起因することと、アレルギーによる免疫の働きの乱れが症状を引き起こしていると考えられます。
ぜんそくも同様に先天的な体質が関係している病気で、ダニや埃など特定の抗原に対する免疫反応(アレルギー反応)によって引き起こされる場合が多いことが解っています。季節の変わり目に多い花粉症も同様に、アレルギー反応によって引き起こされる症状です。
冬虫夏草に含まれる成分のうち、βグルカンは免疫機能を改善することから、アトピーやぜんそくの原因になっている免疫反応の異常を矯正することが期待されます。またSOD(活性酸素除去酵素)によってDNAの損傷が抑制されることで、アレルギー性疾患が発症する確率を低減させる効果もありそうです。
漢方医学では冬虫夏草に肺と腎を強める働きがあることから、他の生薬との組み合わせでぜんそくや肺気腫の根本治療に使われています。ぜんそくなど気管支の発作には肺による呼気(息を吐き出す)と腎による吸気(息を吸い込む)が関係していると考えられているためです。
※個人の感想です。全ての方に同じ結果が出るとは限りません。
インターネット上にたくさん見られる、冬虫夏草摂取によってアトピー性皮膚炎やぜんそくを改善した方の口コミを紹介します。
冬虫夏草に興味が湧いてきた方のなかには、実際に摂取してみたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
冬虫夏草の摂取は、漢方のように煎じて摂取する・サプリメントとして摂取するなど、さまざまな方法で試しやすくなってきました。
ただ、国内に流通している冬虫夏草にはさまざまな種類があり、海外で製造されているものもあります。海外製造品の中には、まれに偽物や粗悪品が横行していることも…。
冬虫夏草を選ぶときは、厳しい管理体制で栽培された冬虫夏草を使っているか、もしものときに製造元に問い合わせしやすい国内製造のものから調べることをおすすめします。