よくわかるやさしい冬虫夏草ガイド
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民間療法や漢方、補完・代替医療に冬虫夏草が使われる理由がよくわかる

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含まれる成分

ここでは冬虫夏草(コルジセプス・ミリタリス)に含まれる成分の説明を紹介しています。

冬虫夏草の有効成分

古来から中国で滋養強壮剤として重用されてきた冬虫夏草(コルジセプス・シネンシス)は絶滅の危機に瀕し、日本では現在手に入れることができなくなりました。そこに登場したのが同じコルジセプス属のサナギタケ(コルジセプス・ミリタリス)です。

サナギタケ(コルジセプス・ミリタリス)には冬虫夏草と同じ成分が含まれているばかりでなく、重要な働きをする特有の成分が含まれていることが解ったことから、中国古来の冬虫夏草を上回る効果が期待されています。日本ではサナギタケも同じコルジセプス属であることから「冬虫夏草」と総称されています。

ここではもはや入手が不可能になった中国古来の冬虫夏草ではなく、日本でも入手が可能なサナギタケ冬虫夏草の成分について説明しましょう。サナギタケ冬虫夏草は世界で初めて、日本が無菌養蚕システムを活用して栽培に成功しています。

コルジセピン(虫草素)

コルジセピンはサナギタケに特有の代謝産物です。冬虫夏草、ヒメサナギタケ、ウスキサナギタケ、サナギタケ、ハナサナギタケ、コナサナギタケ、カイガラムシツブタケ、セブニセミタケ、シロアリタケなど24種類の虫草菌の代謝産物を調べた結果、コルジセピンが含まれているのはサナギタケただ1種であることが解っています。

コルジセピンは核酸系物質でDNA、RNAの合成を阻害する働きがあることから、異常細胞(悪性腫瘍)の積極的細胞死を誘発すると考えられています。1961年以降の臨床報告ではエーリッヒ腹水ガンや黒色種、肺ガン、急性リンパ性白血病などのガン細胞に対して、コルジセピンが抑制する働きを示すことが相次いで発表されています。

コルジセピンを急性白血病とHIVの新薬として利用するための臨床実験は、最終段階の医薬品認定ステージまで上がり今なお実験が継続されています。コルジセピンには腸内悪玉菌の増殖を抑えつつ、乳酸菌には全く影響を与えない働きがあるという報告もなされています。

SOD(活性酸素除去酵素)

体内で発生する活性酸素は細胞内のDNAを損傷して脳卒中や心筋梗塞、ガン、白血病、糖尿病、動脈硬化などさまざまな疾病リスクを高めます。SODはこの活性酸素を瞬時に還元する酵素で、一般的に40歳以降になると体内のSOD生成量が減少するため、生活習慣病のさまざまな症状が引き起こされる一因になっていると考えられています。

SODの体内生成量が減少する40代以降では、外部からSODを摂取・補給することが必要です。

βグルカン(ベータグルカン・虫草多糖)

多糖類の一種で、人間の免疫機能を活性化する働きがあります。マクロファージやNK細胞(ナチュラルキラー細胞:リンパ球の一種)、T細胞、B細胞(どちらもリンパ球の一種)、補体(免疫反応を媒介する血中タンパク群などの免疫細胞を刺激することで、その働きを高めます。

ベータグルカンは多くのキノコ類に含まれている成分ですが、サナギタケ冬虫夏草(コルジセプス・ミリタリス)はキノコ類の中でも上位のβグルカン含有量が確認されています。

エルゴステロール

多くのキノコ類に含まれているビタミンDの前駆体で、紫外線に当たることによってビタミンDに変化します。細胞の代謝を阻害することでレモンの10倍の抗酸化作用を発揮して、動脈硬化や老化を防ぐ働きがあります。またビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける働きがあるため、吸収されたカルシウムが血液の凝固や体液のバランスを保つことにも有効に作用します。

マンニトール(虫草酸)

マンニトールは難消化性なので血糖値を上げずに腸内細菌の状態を良化して、便秘など腸内に起因する不具合を改善します。また天然の利尿剤として余分な尿酸を体外に排出する働きや、冠動脈を拡張させて血流を改善する働きがあります。血圧の降下、狭心症や心筋梗塞の予防などの働きがあることが知られています。

有効成分の含有量

サナギタケ冬虫夏草(コルジセプス・ミリタリス)には以下の成分が含まれています。

【冬虫夏草100g中の有効成分】
コルジセピン βグルカン エルゴステロール マンニトール SOD 亜鉛 セレン
4.95g 8.40g 750mg 4.52g 8.6g×103 2.13mg 17.1mg 80μ
 
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