よくわかるやさしい冬虫夏草ガイド
よくわかるやさしい冬虫夏草ガイド

民間療法や漢方、補完・代替医療に冬虫夏草が使われる理由がよくわかる

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成分量

ここでは冬虫夏草を配合している製品を選ぶ際の注意点を紹介しています。

「冬虫夏草配合」に惑わされない

冬虫夏草は中国で薬用人参や鹿茸とともに中薬三大宝に並び称される漢方薬です。その薬用効果も実に幅広く多くの改善効果が期待されることから、日本で発売されているサプリにも「冬虫夏草配合」のものが多く見られるようになりました。

しかし実際にはサントリー「マカ」のように主要成分はマカの抽出エキスで、冬虫夏草の配合量は極めて微量な商品も少なくありません。冬虫夏草はそれ自体がさまざまな必要成分をバランスよく含んでいる健康食品ですから、有効に摂取するためには余計な成分が含まれていない方が好ましいと言えます。

【配合されている冬虫夏草成分量を比較】
製品名 サントリーマカ SOLARAY
冬虫夏草
コルディセプスシナンシス カイタック
松原冬虫夏草
冬虫夏草% 5.85% 10% 84% 100%
価格 5,940円 2,490円 7,900円 12,800円(初回)
製法 菌糸体抽出物 不明 チベット産 昆虫生体培養

価格が安過ぎるものに注意

中国で取引されている天然の冬虫夏草は、2010年には1グラムあたり7,400円と貴金属よりも高価なものになってしまいました。乱獲による種の絶滅の危険もあることから輸出も厳しく制限されて、現在では日本に天然の冬虫夏草は輸入されていません。仮に天然の冬虫夏草の成分が1カプセルに500mg含まれた製品が販売されるとしたら、100粒入の商品で37万円にもなってしまうのです。

天然冬虫夏草として販売されている商品の多くは、中国で液体培地発酵法によって培養された冬虫夏草の菌糸を使用していると考えて良いでしょう。

液体培地発酵法によって培養されている冬虫夏草の真偽性についての懸念は別の項でも説明しましたが、日本で開発された無菌カイコによる昆虫生体培養法で得られた冬虫夏草も、安定供給が可能な技術を確立したとは言え、培養に40日〜50日の厳密な管理を必要とするため安価には供給されていません。

天然の冬虫夏草の取引価格とは比べようもありませんが、あまりにも安価に販売されている冬虫夏草サプリは成分の含有量が極めて少ないか、品質が疑わしいかのどちらかと考えても間違いないように思います。

サプリメントの成分表示の問題

日本で販売されるサプリメントには、JAS法、食品衛生法、健康増進法の食品表示の定めに従った表示が義務づけられています。しかしそれらの内容を見てみると栄養成分表示の取り決めは極めて融通性が高く、表示しなければいけない成分について表示してあれば、他の成分については表示が義務づけられていません。

また含有量に関わらず、表示したい栄養成分については表示して良いことにもなっています。これは日本ではサプリメント(栄養機能食品)が食品として扱われているためで、栄養機能食品の適切な表示法については厚生労働省でも検討が続けられています。消費者が正しい商品を選択できるよう、サプリメントの成分表示については今後の改善が期待されます。

 
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